- 作者: 宮台真司
- 出版社/メーカー: 世界書院
- 発売日: 2005/02
- メディア: 単行本
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誰もが勝ち組に回れるわけでなくても,退屈よりはリスクをとるネオリベ政策のほうが,少なくともスリリングに生きられる.もしそう感じる人々が多いのなら,社会民主主義のメッセージは届かないだろう.
「共生」という言葉は美しく響くこともあるけれど,人はみな,だれとでも共生したいわけではあるまい.人間の寛容さにどれほどの望みをつなげるのだろう.そもそも自分はそれほど寛容か?