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山田真裕・飯田健『投票行動研究のフロンティア』おうふう（2009年）が刊行されました。

投票行動研究のフロンティア (おうふう政治ライブラリー)

　ある方から「amazonだと今なかなか手に入らない」といわれました。出版社からの直買いはこちらです。http://shop.ohfu.co.jp/i-shop/product.pasp?cm_id=169087&to=pr
　よろしくお願いいたします。

　この本の目的は三宅一郎『投票行動』東京大学出版会（1989年）

投票行動 (現代政治学叢書 5)

以後の投票行動研究の進展をカバーすることです。そのために優秀な若手を執筆者としてリクルートしました。ご一読いただけますと幸いです。
　本の構成と担当執筆者は以下のとおりです。

＜構成＞
まえがき
第1部　社会学的アプローチ
　第1章　社会学的モデルの発展
　第2章　ジェンダーと投票行動
　第3章　階級投票衰退後のヨーロッパにおける投票行動研究−イギリス選挙研究（BES）を中心にして
第2部　社会心理学的アプローチ
　第4章　党派性と投票行動
　第5章　政治的情報と選挙行動
　第6章　有権者の情報処理
第3部　経済学的アプローチ
　第7章　業績評価と投票
　第8章　空間理論と投票行動
　第9章　選挙と分配政策
第4部　新たな展開
　第10章　選挙制度の影響
　第11章　政治心理学と合理的選択論の総合
　第12章　投票行動研究における数理モデルとEITM
結語

＜執筆者＞
まえがき　山田真裕、飯田健
第１章　　松林哲也
第２章　　松田なつ
第３章　　日野愛郎
第４章　　山田真裕
第５章　　境家史郎
第６章　　飯田健・山田真裕
第７章　　遠藤晶久
第８章　　尾野嘉邦
第９章　　斉藤淳
第10章　　浅羽祐樹
第11章　　飯田健
第12章　　飯田健
結語　　　山田真裕