政治学に興味がある人,これから勉強してみようかという人に薦めたい本

選定基準としては文庫,新書など比較的安価なものということで.教科書,入門書的なものはあえて外しています.いくらでもいいものがあるので.

 

<日本の選挙>

常井健一.2019.『無敗の男-中村喜四郎全告白』文芸春秋
 マスコミの取材を拒否し続けながら衆議院選挙に勝ち続けた中村喜四郎についての

 ルポルタージュ

常井健一.2020.『地方選 無風王国の「変人」を追う』KADOKAWA

 地方選挙についてのルポ。

畠山理仁.2019.『黙殺』集英社文庫
 マスメディアではあまり取り上げられないマイナーな候補者たち「無頼系独立候補」

 たちの選挙戦についてのルポルタージュ

宮澤暁.2020.『ヤバい選挙』新潮新書

 
ジェンダーと政治>
前田健太郎.2019.『女性のいない民主主義』岩波書店
三浦まり編.2016.『日本の女性議員-どうすれば増えるのか』岩波書店

 
<民主主義の制度がどう働くか>
砂原庸介.2015.『民主主義の条件』東洋経済新報社
待鳥聡史.2015.『代議制民主主義 「民意」と「政治家」を問い直す』中公新書

 

<政党>
待鳥聡史.2018.『民主主義にとって政党とは何か』ミネルヴァ書房

 
<国会議員の活動>
林芳正津村啓介.2011.『国会議員の仕事』中公新書

  

地方自治体・地方政治>
曽我謙悟.2019.『日本の地方政府-1700自治体の実態と課題』中公新書
砂原庸介.2012.『大阪 大都市は国家を超えるか』中公新書
北村亘.2013.『政令指定都市 百万都市から都構想へ』中公新書

辻陽.2019.『日本の地方議会-都市のジレンマ、消滅危機の町村』中公新書

 

<国際政治>

多湖淳.2020.『戦争とは何か-国際政治学の挑戦』中公新書

 国際政治の力学を学びたい人に。

  

<公務員の殉職について考えたい人のために>

井上義和.2019.『未来の戦死に向き合うためのノート』創元社

 

<メディア、ネットと政治>

樋口直人ほか.2019.『ネット右翼とは何か』青弓社

 

これからも適宜更新していきたいと思います.