木鐸社さんから、拙訳アーサー・ルピア&マシュー・D・マカビンズ『民主制のディレンマ 市民は知る必要のあることを学習できるか』が上梓されました。URLはこちら
が、早速文献情報の漏れを発見してしまいましたorz。というわけで情報を追加させていただきます。
p.266にあるLupia 2002ですが、この論文を収めている本James H. Kuklinski (eds.) Thinking about Political Psychology の出版社情報が落ちています。これはCambridge University Pressです。
また、p.273に和訳書ありの「*」があるにもかかわらず、その情報が落ちているものが2冊ありますので以下に記します。
Williamson, Oliver E. 1975. Markets and Hierarchies: Analysis and Antitrust Implications. New York: Free Press(浅沼萬里・岩崎晃訳『市場と企業組織』日本評論社,1980年).
Wittman, Donald A.. 1995. The Myth of Democratic Failure: Why Political Institutions Are Efficient. Chicago: University of Chicago Press(奥井克美訳『デモクラシーの経済学 なぜ政治制度は効率的なのか』東洋経済新報社,2002年).
謹んでお詫びとともに情報追加させていただきます。
なお,原著の誤りを発見した場合,基本的に訳注で言及していますが,一点言及し損ねています.
訳書p.73 第3章脚注の15において「Goffman (1969:10)」とありますが,これは原著では「Goffman (1967:10)」となっています.調べた結果これは原著の誤りだったので,以上のようになっています.