子供に付き合うついでに購入

小さな鉄道小さな温泉 (小学館文庫)

温泉旅行に行きたいなあ．

サブカル「真」論 (That’s Japan Special 連続シンポジウムの記録)

宮台・宮崎・中森鼎談が一番面白かった．私の青春も80年代だからかな．p.202の宮台氏の台詞には共感．

「宮崎さんもよくご存知のとおり，僕はものすごい設計主義です．自分についても絶えず設計している．一口で言えば，僕は自分が弱い人間だとわかっていて，放っておくと何をするかわからないので，自分で自分に拘束具をはめるんですね」
「意志が弱い僕が，あたかも意志が強い人間であるかのように機能するために，どんな仕掛けが必要かを徹底考察した」

　これは自分の弱点を自覚してそれをどう無害化するかというpersonal disciplineですね．私は彼ほど設計主義ではないのですが，それでも同じように考えてきたなあ．坂口安吾の宮本武蔵論*1がoverlapしました．

*1:

堕落論 (新潮文庫)

所収の「青春論」だったかな．